今日もハイドパークをつくる旅へ

 

 

良い景色 いつ見てもずっと美しい景色 人を幸せにする景色

 御堂筋 高麗橋街園

2024〜 Season1  ongoing

 イギリスロンドンのハイドパーク で人々が楽しそうにしている様子を見て感銘を受けた創業者の月ヶ洞は、

のような場所をつくることができないかと「ハイドパークをつくる」を旗印としてgreen team を創業しました。

緑で場所を輝かせることで、その場の景色や街全体を一体として人が楽しく過ごせる場所にすることを使命としています。

 

一度植えると何年も生き続ける草花が景色を変えます。

それは、時を経ることで美しくなり続けます。

私たちは、この草花『ペレニアル(宿根草)』の魅力の虜になり、

その美しい様子をいつまでもいつまでも

見ていたいと思い、他の植物にはない、

自然の美しい色合いや造形を生かした景色を日々つくっています。

植物は、それ自体で美しいものです。

私たちは、個々の植物が健康な状態にある美しさを保つための、

栽培知識や生態学の知識を基礎とし、それと同時に組み合わせた時の「見た目の美しさ」も

デザインの力で実現することを追求しています。

 

すなわち、植物の構造、花、葉の形、質感、色、

そして、それらが時間御経過とともに見せる動き方の特徴をとらえ、

いつ見ても美しさを感じることができるような最適な組み合わせを日々考えています。

 

宿根草の一生を通じて、いつ見ても「ずっと美しい」

時を経るごとに、どんどん良くなっていく素晴らしさを伝えたいです。

ただあればよいという管理をしない緑ではなく、

特定の季節だけを重視した緑でもなく、

生きているからこそ、その時々の美しさを楽しめる本来の緑の姿を見て欲しいです。

そのような緑だけが人を感動させることができ、

人が本来の姿で心の通わせることができる場所となるのではないでしょうか。

また、その担い手である「植物を管理する人」であるガーデナーこそ

良い景色をつくるための最大要素であるということも忘れてはなりません。

絶えずガーデナーとして植物に接し、学習することだけが良いデザインを実現します。

 

私たちの植栽は、自然の様式美としてデザインされた、植物の最も健康的な美しさ

を引き出した植栽スタイルです。

環境にあった草花を選び、その健康と美術的な美しさを同時に実現することで、

植栽を絵画や彫刻など他の芸術品と同じようなアートたり得る領域にまで

 

高めたいと思っています。

私たちは、ずっとそれを追い求めています。 

 photo by HIRONOBU TANAKA